#7 凄腕の大先輩

作者
私の居たスタジオでもとんでもなくスゴイ先輩が何人もいました。
普通の新人には到底追いつけない人智を越えたゾーン・・・

ここまでご覧いただきありがとうございます!
当ブログでは作者のヤバいアニメーター経験を話していきます。

作画監督のお仕事とは

私は作画監督になったことはないので、どれくらいが普通の早さなのかはわかりません・・・

1カット毎にレイアウト・原画・動画をチェックして修正を入れていくのが作画監督の仕事です。
この漫画で登場した山田華子先輩はこの仕事をしています。

場合によっては1話分まるごと、半パートごとなど任されます。

修正は原画マンや動画マンが描いたレイアウト・原画・動画の上に、薄い特別な修正用の紙を敷いて修正箇所だけ描いていきます。
修正のいらないものもありますが、大概は1カットに1~数枚入れると思いますし、カットによっては数十枚に渡るものもあります。

めっちゃ上手く描ける人は消さない迷わないそして早い

ただでさえ上手く描ける人だらけの中で、さらにトップを誇る先輩は、ほとんど迷いなく描けるので消しゴムで消すこともなくサラサラと描かれていました。

なのでびっくりするくらい無茶苦茶早い。

そのレベル目指すくらいじゃないと、作画監督以上は難しい世界なんですね。

下請けスタジオはそんな凄腕の先輩のおかげで仕事が回っている

そういった活躍されている先輩は大手のスタジオへ出向されることも珍しくありませんでした。

その先輩が1話まるごととか、特定のアニメのいくつかの話数を担当する流れで、原画や動画ごと仕事がスタジオに入ってくることがあります。

スタジオのパイプによって回ってくる仕事ももちろんありますが、先輩方が培ってきた繋がりで回ってくる仕事もあり、先輩もそれを任された後輩達もお互い気を抜けません。ヘマしたら次からは無くなる可能性だってありますよね。

テレビアニメ1話分のカット数やかかる枚数って・・・?

TVアニメの1話分・・・30分のアニメで必要な原画は300カット前後。
1カットには、背景のみの0枚~めっちゃ動く数十枚は原画が必要になります。

動画枚数は3500枚くらい。

劇場版などのすごく綺麗に動く上に上映時間も長いアニメーションはその何倍もかかっているということです。

ちなみに1秒には最大12枚、ヌルヌル動く場合には最大24枚もの絵が必要になります。

それを1枚1枚、人が手で描いているんですねー・・・

それでは!続きをお楽しみに(・ω・)ノシ